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珊瑚、三五、産後

珊瑚、三五、産後

三月の誕生石は3つあります。アクワマリン、ブラッドストーン、そして珊瑚(コーラル)。そして珊瑚は日本だけの誕生石です。いま、石と書きましたが有機物ですから正確には「鉱物」ではありませんが、真珠(パール)とともに有機物宝石の二大宝物として世界中で愛されています。

8世紀頃までの珊瑚の主産地は地中海で、中国を経由して日本にもたらされ、珍重されたといいます。桃太郎の童話に、鬼退治で得た土産品に金銀に混ざって珊瑚の絵が描かれているのにお気づきでしょうか?また「金銀珊瑚綾錦」とも歌われていますね。珊瑚は「財宝」とされていたわけです。17世紀(江戸時代)になると、土佐(高知)沖で赤い珊瑚が発見され採取されるようになって、簪(かんざし)や帯止めに細工され高貴な女性たちのおしゃれ心をおおいにくすぐりました。

ところでこの珊瑚、語呂あわせされやすい言葉でして、例えば、三五と理解して「結婚35周年の記念石」とされていますし、「産後」と読んで「産後の肥立ちがよいように」出産のご褒美として贈られることもあるようです。宝石言葉は「幸福」「長寿」「厄除」。この言葉からも日本人の生活に深く結びついている理由がわかります。

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