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USA会議レポート

メキシコとの国境線上に近い都市として成長してきたツーソンは、古いインディアン文化とアメリカ文化がバランスよく調和されたアリゾナ州の二番目の都市です。5つの山に囲まれたこの一帯は、1年の内350日が晴れと言われるほど年間を通して気候が良く、ゴルフやアトラクションが盛んなリゾート地と言っても過言ではありません。その中でも毎年開催されるジェム・ミネラル&化石ショーも世界一の規模を誇るもので、1月末から2月は宝石・鉱物・化石の買い手と売り手で街が埋め尽くされます。

ジェム・ミネラル&化石ショーは、1つの場所でのイベントではなく、およそ50箇所の会場があります。何十ものショーが同時に、ホテルや広場において巨大な白いテントや展示品ホールが出現し開催されます。そこには、金・ダイヤモンドからガラス玉、恐竜の化石からオーストラリアの奥地で掘られたオパールなどありとあらゆる鉱物や宝石が展示されます。その中でもメインとなるイベントはツーソン・コンベンションセンターとその周りで開かれるAGTAジェムフェアーやGJX(ジェム&ジュエリーエクスチェンジ)などのジェムショーです。

今年は、200キロほど北に位置する州都フェニックスで2月3日にスーパーボウルが開かれ、5日は大統領予備選「スーパーチューズデー」があり、イベントの多い期間中にジェムショーも開催されましたが、それらのイベントの盛り上がりとは対照的に肝心のジェムショーは、サブプライム問題に端を発した米景気の後退や米ドルの弱体化などのためにいま一つも二つも盛り上がりに欠けるものでした。

宝石に関して言えば、モザンビーク産のパライバカラーのトルマリンは昨年に続き多数出ており、昨年までと比べて変化を感じたのは、メロパールを含む天然パールを扱う業者が増えたことと、昨年までは姿を消していたベリリウム拡散処理サファイアも明確に表示して販売されていたことでした。

今回、筆者が遭遇した興味深い幾つかの石について触れたいと思います。

ウサムバラ効果トルマリン(タンザニア産)

ウンバ渓谷(タンザニア)産の、あるトルマリンの色は石の中を通る光の距離が増加すると緑色から赤色に変化します。このような色の変化現象は“ウサムバラ効果”と呼ばれ、これまで宝石で知られている如何なる色変化とも違うものです。

トラピッチェトルマリン(ザンビア産)

GIAの季刊誌G&G (Spring 2007, Volume 43)によると、このトルマリンはバナジウム関連のメカニズムによって緑色に着色されたウーバイトであると紹介されており、光軸に垂直にスライスすると、この北西ザンビア産のグリーントルマリン結晶にはトラピッチェの成長パターンが見られます。トラピッチェの外観はおそらく骸晶の成長から始まり、3つの領域に集中した黒い炭化物 (ほとんど石墨)によってパターンが作られています:(1)三角錐のエッジに沿って(2)三角錐と柱面の間(3)個々の柱面の間。

トラピッチェトルマリンのスライス

トラピッチェトルマリンのスライス
 

淡水真珠と14金で作られたトウモロコシ

淡水真珠と14金で作られたトウモロコシ
(Cultured pearl association of Americaの
展示ブース)

GLDAショーが開かれたStarr Pass Marriott Resort & Spa

GLDAショーが開かれた
Starr Pass Marriott Resort & Spa
 


毎年一番の人気で賑わう巨大なテントで開かれるGJXショー入り口

毎年一番の人気で賑わう巨大なテントで開かれる
GJXショー入り口

ホテルの玄関前に飾られた巨大な水晶(Pueblo Gem & Mineral ショー)

ホテルの玄関前に飾られた巨大な水晶
(Pueblo Gem & Mineral ショー)


バイカラートパーズ(8.89ct. オーロプレート産)

バイカラートパーズ
(8.89ct. オーロプレート産)

非常に美しいゴールデンのスターを示すスターサファイア

非常に美しいゴールデンのスターを示す
スターサファイア


AGTAショーが開かれたツーソン・コンベンションセンター

AGTAショーが開かれた
ツーソン・コンベンションセンター

GIAの季刊誌G&Gでも紹介された260カラットのトパーズキャッツアイ

GIAの季刊誌G&Gでも紹介された260カラットの
トパーズキャッツアイ


ウサムバラ(USAMBARA)効果

ウサムバラ(USAMBARA)効果:
デーライトの下では色温度が高いのと石の周りから入る光によって緑色を呈していますが、スポットライトを当てて石の中からの反射光を増やすと石は赤っぽく変色して見えます。


ラボトピックス「テネブレッセント スカポライトについて」

テネブレッセント スカポライトについて

間中 裕二  

はじめに

紫外線照射によって色が変わる石としては、ソーダライトの変種であるハックマナイト(ジェミー135号参照)が有名ですが、今回鑑別で遭遇したスカポライトは紫外線により無色から青色に変化することが観察されました(写真1・2)。この現象は最近テネブレッセンス(tenebrescense)と呼ばれています。

テネブレッセンス

“テネブレッセンス”はあまり馴染みのない言葉ですが、語源はラテン語の「暗闇」からきています。この用語は紫外線照射等により色変化を示しまた色が元に戻る物質に対して、かなり限定的に用いられています。より一般的な科学用語として対応するのはフォトクロミズム(photochromism)です。

[テネブレッセンスのイメージ]
テネブレッセンスは、ラテン語の“tenebrae”から派生した言葉です。イタリア語でもテネブローソ(tenebroso)は「闇」を意味します。
美術の世界では、光と闇の強烈なコントラストを用いた絵画の手法『明暗対比画法』のことをテネブリズム(tenebrism)と言います。バロック期のカラバッジオ(1573~1610、本名ミケランジェロ・メリシ)などが有名です。
クロミズム

クロミズムとは、物質の色や蛍光などの特徴が外部からの刺激によって可逆的に変化する現象のことをいいます。身近な例としては太陽光などの強い光をあびて黒っぽくなり、暗い場所に移ると色が薄くなったり消えたりするサングラスがあげられます。最近ではスポットライトに反応して色変わりする繊維としてウェディングドレスなどにも応用されているようです。
クロミズムを起こす原因となるのは光・熱・電気・圧力などが知られていて、多くの場合分子の電子状態が変化するために引き起こされます。外部刺激の要因によって『~クロミズム』と名付けられ、光によって引き起こされるクロミズムはフォトクロミズムと呼ばれます(熱が原因ならサーモクロミズム)。フォトクロミズムの訳語としては、可逆的変色や可逆的光互変があてられています。

当該石の鑑別特徴

表1

[外観]  
透明度・色 透明無色
形状 オーバルファンシーカット
重量 1.746 ct
寸法 9.62×7.44×4.82 mm
[鑑別]  
屈折率 1.541-1.538
比重 2.57(静水法)
蛍光性 LW:オレンジ色
SW:弱オレンジ

この色変わりを示す石は、通常の鑑別手法によりスカポライトであることが確認されました。お預かりした石は0.7~2.3カラットの無色石で、屈折率・比重・蛍光性・拡大検査等は、ほぼ同じような特徴を示しました。表1は上の写真に示した石のデータです。また、ラマン分光分析によってもスカポライトであることが裏付けられました(図1)。

図1 ラマン分光

図1 ラマン分光

紫外線反応と色変化

1.紫外線照射

無色である当該石に紫外線を照射すると写真34のように長波紫外線(LW.)では強めのオレンジ色、短波紫外線(SW.)では弱いオレンジ色の発光が観察されました。

2.照射後の色

この蛍光自体はスカポライトであればよく見られる現象ですが、照射後に通常照明下で石を見るとわずかに青みを感じることができます。そこで、紫外線光源に数cmまで近づけ、10秒後と1分後の状態を比較してみました。10秒の露光ではわずかに青みを感じる程度の変化ですが1分間露光すると写真2のようにアクワマリン程度まで濃色に変化します。

3.退色現象

通常照明下では約1分で色がわずかなに残る程度、2分後ではほぼ無色、数分後では全くの無色になりました。ただし、ペンライト等の強い白熱光をあてると急速に無色化します。

今回鑑別した石については、SW.下での色変化のほうが大きいこと、この現象は何度でも繰り返して試すことができることが確認されました。また、燐光についてはダイヤモンビュー(Diamond View TM)を用いて映像を観察しましたが、一部のダイヤモンドやオパールのような燐光は認められませんでした。

内包物

ほとんどの石には、ほぼ全体にわたり平行かつ密な状態で管状インクルージョンが見られます(写真5)。また、一部には透明結晶が存在します(写真6)。

写真5 密な管状インクルージョン

写真5 密な管状インクルージョン

写真6 透明結晶インクルージョン

写真6 透明結晶インクルージョン


 

蛍光X線元素分析(EDXRF)

表2 組成

化学式 質量% モル%
Na2O 13.88 14.37
Al2O3 18.60 11.70
SiO2 60.23 64.29
SO3 0.83 0.66
Cl 3.81 6.89
K2O 2.04 1.39
CaO 0.61 0.70
100.00 100.00

スカポライトは、その形状と語源から和名で柱石と呼ばれます。さらにスカポライトは鉱物のグループ名であり、ナトリウム(Na)側のMarialite (Na4Al3Si9O24Cl、曹柱石)とカルシウム(Ca)側のMeionite(Ca4Al6Si6O24CO3,、灰柱石)を端成分として連続的に変化する固溶体を形成します。今回鑑別したスカポライトの組成は、Marialiteと呼んでもよい程Na成分に富んでいます。また特徴的な元素としてはイオウ(S)が検出されています(図2表2)。
スカポライトの屈折率はその固溶体という性質から、1.53~1.59の範囲で幅広く変動し、比重も同様に2.5~2.8の範囲で変化します。これらの値はMarialite 成分に富む(Naが多い)程、小さくなります。一般鑑別の屈折率1.54前後・比重2.57という値は元素分析の組成ともよく合致しています。

図2 EDXRF

鑑別書上の表記

スカポライトは、ソーダライトの変種であるハックマナイトのような名称を持ち合わせていないため、鉱物名と宝石名は同じスカポライトを用いますが、紫外線照射により明らかに色変わりを示すものは、備考欄にその旨を記述いたします。また、特別な処理がなければ開示コメントとして宝石名の下に『現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。』と表記されます。

鑑別結果

鉱物名  天然スカポライト
宝石名  スカポライト
備考欄  当該石は、紫外線照射により色が変化します。
また、変化した色は時間が経過すると元に戻ります。

※テネブレッセントおよびテネブレッセンスという用語は広く認識されていないため、
 鑑別書上には表記いたしません。

小売店様向け宝石の知識「アンティークジュエリー9」

アンティークジュエリー・Antique Jewellery 9

ジュエリーに限らず何でもそうですが、マンネリ化して同じようなデザインが長く続くとき、とくに機械生産で大量生産されるようになると、人々は同じものにうんざりへきえきして「退屈だ」と必ず飽きてきます。ジュエリー史上で燦然と輝くヴィクトリアン期後半にも、反動としてアーツ・アンド・クラフト運動という新しい芸術が起こっています。いつも人々は芸術に新しい風を求めます。デザインの風向きが変わります。デザインや作り方に必ず革新というか変化が起こります。この芸術革新の新風がアール・ヌーヴォーであり、アール・デコです。ここに次世代の新しいアーツが登場してきます。

アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)とは、1890年世紀末から1910年代にかけて西欧を中心として展開された新しい芸術運動をいいます。主義主張をもった芸術運動で、始まったかと思うと短期間に終わってしまった流行というか様式です。デザインの基本をジャポニカ・日本の美術工芸文物に強く影響を受け、流れるような曲線、左右非対称の構図、奇抜なデザインモチ―フの多用が特徴です。流行は短期間でしたが、この様式のデザインは、いま現在も金持ちや一部のデザイナーに根強い人気をたもっています。

このアール・ヌーヴォーのジュエリーを創ったもっとも才能のある人物は、ルネ・ラリックです。このほかヴェヴェール兄弟、ジョルジュ・フーケ、ジャン・ガイヤールなどがいます。また、アール・ヌーヴォーを代表するポスター装飾画家ミュシャもジョルジュ・フーケの宝飾店のためにジュエリーデザインをしています。アール・ヌーヴォーが流行する以前は、ジュエリーは王侯貴族の淑女用であり、かつ夜会用が中心でした。そのためにデコルテといわれる肩や背や胸など肌があらわな夜会服用に、首飾りやブレスレットなど肌の上で輝くものが主流でした。しかし、この新風芸術では、外出着などの服装に合うようにブローチやペンダントが多く作られました。そのため瑪瑙,珊瑚、水晶、象牙、琥珀が使われるようになり、さらに色彩をほどこすために金の上にエナメル(七宝)が焼き付けられることが流行しました。またジュエリーの面白さを出すためにスズラン、スイレンといった植物、トンボ、ツバメ、孔雀、蝶、魚といった親しみのある動物がモチーフとして使われるようなりました。図柄の構成も非対称、曲線、大胆で繊細、かつ単純化され、楽しいジュエリーが創作されました。これらルネ・ラリックなどに代表されるアール・ヌーヴォーのジュエリー作品は、パリのオルセー美術館、装飾美術館、プチ・パレ美術館に公開展示されています。ジュエリーデザイナーにとって必見です。

アール・デコ(Art Deco)は、第一次大戦(1914~18)が終わって世の中に傷跡がいまだ残る1925年に「パリ アール・デコ展」が開催されたのが皮切りです。出品条件は、モダンスタイル、明快な丸、三角、四角、楕円などの幾何模様に、直線的なデザインと日本や中国の東洋的なモチーフが一堂に会し、大好評となりました。その頃から女性の社会進出も活発化してきました。そのためジュエリーも服装に合わせて機能的なデザインが流行し、ジュエリーがほんとうに女性の必需品になる時代となってきました。

アール・デコは、従来の綺麗すぎるアート、大量生産のアート、機械加工のアート、無思想のアートなどマンネリにうんざりし、ここから脱皮し超越して新出してきた芸術運動です。デザインは直線と曲線の幾何学模様で、しかも使いやすい作品が多いのが特徴です。

アール・デコのジュエリーを好んで身に付ける現代人も多い。「時間とか効率」などの採算を考えずに、技術とデザインのすべてをつぎ込んでジュエリーを作っていたのが、アール・デコの時代。現代でも同じ技術を持っている職人がいたとしても、いまの時代に無尽蔵に時間や経費をかけられないし、非常に高額になってしまう。アール・デコ時代のジュエリーは、現代ではとても作りえない質の高さを持っています。アール・デコのジュエリーの精緻な技術とデザインに特別の敬意を払う愛好家も少なくありません。ティファニーを始めカルティエなどの欧米の有名宝石店は、当時こぞってアール・デコ調のジュエリー作品を世に送り出しており今も好事家の垂涎の的となっています。因みにパリ・メトロの幾つかの駅入口はアール・ヌーヴォー装飾様式であり、大丸心斎橋の本館正面玄関はアール・デコ装飾様式でつくられています。これら芸術様式は現在も我々の身近で多く見られます。

「楽しいジュエリーセールス」
著者 早川 武俊

ワールドニュース(2008.03)

寒さもだいぶん和らいできましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回から前号でご案内させていただきました、世界のダイヤモンドマーケットの現地の買付け方法や現地の観光情報を掲載させていただきます。まず最初は、ベルギーのアントワープから…

ベルギー アントワープ編

●総面積: 約3万km2(日本の四国の面積の約1.5倍)
●人口: 約1,058万人(主な都市の人口はブリュッセル100万人、アントワープ46万人、ゲント23万人、リエージュ19万人)
●人口密度: 1km 当たり342人
●首都: ブリュッセル
●政治形態: 立憲連邦君主制(現国王はアルベール2世陛下)
●行政区分: フランダース政府(西フランダース州、東フランダース州、アントワープ州、フレミッシュ・ブラバント州、リンブルク州)、ワロン地域政府(エノー州、ブラバン・ワロン州、ナミュール州、リエージュ州、リュクサンブール州)、ブリュッセル首都圏地域政府の3つの地域政府。
●言語: フランダース地域はオランダ語、ワロン地域はフランス語。首都ブリュッセルは2言語併用地域。ドイツ国境付近ではドイツ語。都市ではほとんど英語が通じる。
●宗教: キリスト教(カトリック75%)
●建国記念日:  7月21日(レオポルト1世が1831年7月21日憲法にのっとって初代国王に就任した日)
●国歌: “ブラバンソンヌ”(La Brabanconne)
●国旗: 国旗黒・黄・赤の3色旗
●モットー: “団結は力を生む”
●紋章: ベルギーの獅子、黒地に赤い爪、舌を出す金色の獅(ベルギー観光局より)

街では、気軽にワッフルやチョコが買えます

街では、気軽にワッフルやチョコが買えます

まずは皆さん、ベルギー・アントワープでまず最初に思い浮かぶのは何でしょうか?
チョコレートやベルギーワッフル、ベルギーファッション、或いはフランダースの犬ではないでしょうか。

チョコレートでは、GODIVA、Neuhaus(共にベルギーの王室御用達の名品です)そして世界のチョコレート愛好家が太鼓判を押すベルギーアントワープでしか味わえないDEL REYです。しかしこのDEL REYが2004年に日本に初上陸して、当時日本のダイヤモンド関係者をびっくりさせました。いろいろな日本の商社や百貨店の関係者の出店要請にもかかわらず門外不出とされていたからです。DEL REYの日本出店要請を勝ち取った人物のアイデアとコミニュケーション力そして信念は本当にすごいと思いました。しかし何よりも私を驚かせたのは、私がイスラエルの会社に勤務していたときからお世話になっていた方がその人物だったということでした。DEL REYについて詳しくは http://www.delrey.co.jp/ をご覧下さい。

アントワープ中央駅の外観

アントワープ中央駅の外観

ダイヤモンド街の入口と交番(車が勝手に入れないように入口に太くて低いポールが何本も立っています)

ダイヤモンド街の入口と交番
(車が勝手に入れないように
入口に太くて低いポールが何本も立っています)

『フランダースの犬』はイギリス人ウィーダ(Ouida)が書いた小説ですが、ベルギー北部のホーボーケン(Hoboken)が主人公ネロと愛犬パトラッシュが生活した村のモデルとされています。そして、物語の最後にネロとパトラッシュがルーベンスの絵の前で感動的な結末を迎える聖母大聖堂は連日観光客で賑わいを見せています。アントワープの中央駅より(ダイヤモンド街より)徒歩で20分くらいのところにあります。

しかし忘れてはならないのがダイヤモンド産業の町としてのアントワープです。ダイヤモンド街はアントワープの中央駅よりすぐのところにあり、オフィス街に入ると厳重警備体制です。ベルギーダイヤモンド取引所だけでなくどのビルにもパスポートで入館許可を貰います。10数年前までは、ベルギー人、ユダヤ人が街を大勢歩いていましたが、ここ数年はインド人にかわり最近ではアフリカ諸国からの人々を多く見るようになりました。




アイスブルーダイヤモンド企画・開発プロデューサーが本当にお客様にあった商品企画をご提案するために設立したダイヤモンド専門会社
株式会社IBCTOKYO 担当:木村 e-mail: sales@ibctokyo.com
東京都千代田区麹町 TEL : 03-3556-1481 FAX : 03-3556-1482 
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